



2006年10月、業務改善を推進するプロジェクトが立ち上がり、私はそのリーダーに抜擢され、東京の本社に転勤しました。入社以来、西日本で勤務してきましたので、本社の業務に就くとは思ってもみませんでした。JTBトラベランドは日本全国のエリアごとに事業部がありますが、エリアをまたいでの異動は前例がなく、私が初めてのケースです。私に何ができるのか?という不安もありましたが、今までにないことに挑戦するチャンスを与えていただいたことが、この仕事の一番のやりがいになっています。
BPR(Business Process Reengineering)とは、目標を設定し、その目標達成のために業務内容、組織構造を最適化することです。この業務改善はJTBグループとしても初の試みで、顧客志向をめざして、業務の効率化を図り、コスト、品質、サービスを向上させる「店頭革命」です。情報システムの導入をはじめ、さまざまな業務フローの再構築を行っていきます。

プロジェクトの遂行は私を含め4名体制で、全国および本社の社員がメンバーとして参加しています。業務を継続的に行っていくための“仕組みづくり”が仕事です。産みの苦しみを感じていますが、この仕事を通して、会社を俯瞰的に見ることができるようになり、多くのことを学べていると実感しています。また、全国のプロジェクトメンバーと協力することで、人の輪が広がり、私自身の大きな財産となっています。
JTBトラベランドの財産は人です。私は常々、会社にとって必要な人間になりたいと思ってきました。今、プロジェクトリーダーという、周りの人に与える影響が大きなポジションにいますので、それに恥じない仕事をして、みんなが続いてきてくれるような人になりたいと思っています。

これまでに、西日本事業部の管理や商事部門(現在は別会社のJTB商事)の営業に携わり、その都度、仕事を別の角度から見ることもしてきました。この業務に就く前の6年間は、入社以来、初めて店舗での業務を経験し、お客様と接して生の声を聞き、求められているものを肌で感じてきました。店舗での経験があるからこそ、この仕事に携わることができ、CSにつなげていくことができるのだと思います。
2007年10月に第一期のシステムが無事稼動し、2008年度中には全店での稼動をめざしています。このプロジェクトが成功すれば、JTBグループにも導入され、業務プロセスを変えるきっかけになるかもしれません。まさに私にとっても大きなステップだと捉えています。

JTBトラベランドは、JTBグループにおいて、単独の企業で唯一全国ネットワークを持つ会社です。「販売」という点で、日本全国の各店舗が横断的に補完しあっている総合力が強みです。全国的に見た場合、同じ仕事でも店舗によって異なるやり方をしている部分も、まだまだあります。今回の業務改善で統一された業務フローができれば、さらに強みを発揮できると期待しています。
JTBトラベランドは、キャリアアップのスピードが速く、働く社員一人ひとりが短期間でマネジメント力を身につけていかなければなりません。店舗によっては営業時間が長く、そのためのフォローを考えていかなければなりません。こうした背景を踏まえて、常に社員がモチベーションを高く持てる仕組みの一助として、BPRで考えています。今後も将来、チャレンジ精神を持った多くの人たちと一緒に、個人の成長と会社の発展のためにがんばっていきたいですね。
<略歴>
西日本事業部内の店舗にて旅行課長、店長を経験。その後、事業部の管理部門を経て、商事部門に異動し、経理、広報、営業などの職務を経て、西日本事業部に戻り販売促進課長を務める。店舗での業務を経て、2006年4月より現職。
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